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2007年10月22日

伝説、民話は知的財産

   遠州七不思議などの伝説や民話は地域の知的財産
 知的財産というと特許や意匠登録、発見などであり、伝説や民話が知的財産なわけないだろうと思われるが、私は知的財産だと思っている。地域独自の無形文化として地域の歴史、伝統、誇りであり、経済的観光資源であり、地域の存在証明のひとつであり、という具合だ。佐久間町(浜松市佐久間地区)が民話のふるさととして、村の活性化策のひとつとしてとりあげていた。これでどの程度経済的に潤うのかというと、たいしたことはなかろうが、いくつかの策の中のひとつとして捉えれば、ユニークかつ低コストで立ち上げられる。そして村の一体感や伝統としての誇りをもちやすい。旧浜松市や旧佐久間町は伝説や民話の地に看板や標識を立てていた。これがよい。地域に民話、伝説を印象付け、波及する教育効果があり、私がその地域で伝説の地を訪ねるとき、どれほど助かったことか。この看板や標識があると地域のたいていの人がそのことならあそこだと特定地を示してくれた。これが標識等まったくない地域だと、伝説そのものが地域で消滅していることがあった。看板や標識をひとつ立てるだけで波及効果はまったく違う。伝説や民話の地はこぞって看板等を立てるべきだ。村の活性化策のひとつで観光資源のひとつでもある。だから知的財産のひとつなのだ。



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Posted by 兵藤庄左衛門 at 00:00│Comments(0)伝説、民話
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