ビデオ『奈良大和路古道紀行』全3巻 各52分 アートデイズ

兵藤庄左衛門

2012年05月04日 15:03

☆ビデオ『奈良大和路古道紀行』全3巻 各52分 アートデイズ 
○・『斑鳩いかるがの道 聖徳太子栄光の足跡を訪ねて』52分 歴史ロマンの旅 
 昔斑鳩は政治・文化の中心地で多くの王宮も造られたし、聖徳太子ゆかりの地でもある。要衝の地。
1.城の町大和郡山から大和民俗公園 
 奈良盆地北の2つの河川に挟まれ発達した城下町、豊臣秀長等が治める、郡山城跡、今桜名所、追手門前に本家「菊屋」:和菓子屋、春岳院: 豊臣秀長菩提寺、郡山城下町:築地塀・東屋・水路端等復元、富雄川、矢田丘陵、県立大和民俗公園、博物館、里山の麓、18~19世紀の大和の古民家9棟、町屋集落より、国中集落より、宇陀・東山集落より、吉野集落より、道は上り坂、東明寺:、本堂、山門、舎人親王、山腹歩き、奈良盆地、 
2.地蔵信仰とあじさいの矢田寺 
 金剛山寺(矢田寺):かつての本尊は違うが今は地蔵、東明寺への道:、出迎え地蔵、地蔵信仰、弘法大師の石仏、左手に法杖・右手は阿弥陀印の矢田型、見送り地蔵、味噌なめ地蔵、大門坊、末法思想、千仏堂、鐘楼、あじさい60種8000株、矢田丘陵、 
3.松尾寺を経て石州流侘び茶の慈光院へ 
 松尾寺:本尊・千手観音、厄除け観音、慈光院、一之門、茨木城楼門、中庭、書院、片桐さだまさ、石州流茶道、上之間、
~旅の栞~東大寺散策、南大門:重層入母屋作り、中門、大仏殿:びる遮那仏、幾たびも再建、世界最大木造建築物、 
4.悲劇の舞台 法起寺 
 大和畝屋根、岡本宮跡:法起寺、三重塔、聖天堂、講堂、道を西にたどる、 
5.太子が愛した膳(かしわで)夫人の住居跡 
 法輪寺: 膳夫人の住居跡、三重塔、
6.「弥勒」の名刹 中宮寺  
 中宮寺:皇子の御所跡で荒廃、観世音弥勒菩薩半か像:国宝、天寿国曼荼羅繡帳、
~旅の栞~聖徳太子が眠る寺・叡福寺、多宝塔、太子道、金堂、結界石、
7.太子の夢の跡 法隆寺  
 重要文化財多し、世界最古の木造建築物、夢殿、法隆寺は再建されていた、南大門、美術史上重要、飛鳥様式、中門、金剛力士像、廻廊、五重塔、上層ほど屋根小さくして安定感、金堂、大講堂、薬師如来・月光・日光菩薩、西円堂、西室・三経院、地蔵堂、宝珠院、東院伽藍「四脚門」、絵殿・舎利殿、東大門、 

○・『山の辺の道 万葉と神話の故郷を行く』52分 歴史ロマンの旅  
 日本最古の道といわれる。大和の古道、三輪山麓から若草山に並ぶ春日山麓まで、奈良盆地東端の山裾を縫うように通っている。弥生時代後期には布留遺跡と纏向遺跡を結ぶ道と推測される。東海自然歩道。正確にはたどれない。
1.万葉に歌われた石神(いそのかみ)神社と神の剣 
石上神宮、「石上布留の神杉神さびし恋をもわれは更にするかも」万葉集、神剣、楼門、神杉、山之辺の道がすぐ脇を通る。摂社出雲健雄神社拝殿、拝殿、瑞垣に囲まれたところから遺物発掘、七支刀、「乙女らが袖振る山の瑞垣の久しき時ゆ思いきわれは」万葉集:柿本人麻呂、萱御所跡:後醍醐天皇行幸、その近くに本堂池だけ残存、永久寺跡: 石上神宮神宮寺:大寺院、芭蕉句碑「内山やとざましらずの花盛り」、峠の茶屋、乙木集落、夜都伎神社、「山之辺の道はるけく野路の上に乙木の鳥居朱に立つ見ゆ」東歌、拝殿萱拭屋根、
2.環濠集落竹ノ内と萱生(かよう) 
 竹ノ内環濠集落、展望ひらけ畑続く、萱生環濠集落、西山塚古墳、古墳多し、西殿塚古墳、継体天皇皇后手白香皇女衾田陵、展望よし、念佛寺:衾寺、「衾道を引手の山に妹を置きて山道を行けば生けりともなし」柿ノ本人麻呂・万葉集、
  3.大寺院の名残り長岳寺 
 長岳寺:弘法大師伝開基・かつて大寺院、楼門、本堂、阿弥陀如来三尊像、
無料休憩所:東海自然歩道トレイルセンター、茶サービス、周辺観光情報、
4.観音信仰と牡丹の長谷寺 
 ~旅の栞~長谷寺を訪ねて、長谷観音霊場、徳願上人勅願により楠彫った観音祀る、中世文学にも多い長谷寺参り、五重塔、「春の夜や篭りびゆかし堂の隅」芭蕉、400段登廊、きざはしのぼり現世の不浄を清める、牡丹、梅、桜、雪柳、山吹、しゃくなげ、あじさい、もみじ、
5.柿本人麻呂ゆかりの穴師の里 
 第十代崇神天皇陵、前方後円墳、外堀は灌漑用池として改修、景行天皇陵、春は桜、大和三山見える、三輪山、「三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなむ隠さふべしや」額田王・万葉集、穴師坐兵主神社、相撲神社、カタヤケシ、祠前に歴代横綱名前刻む石碑、車谷、巻向川、「ぬばたまの夜さり来れば巻向の川音高しもあらしかも疾き」柿ノ本人麻呂・万葉集、
水車、「あしひきの山川の瀬の鳴るなへに弓月が岳に雲立ち渡る」柿ノ本人麻呂・万葉集、車谷の里、生駒山地、展望よし、矢田丘陵、桧原ヒバラ神社:本殿・拝殿なく背後の三輪山を拝する、三輪鳥居(三ツ鳥居)、ここから二上山見え展望最高、井寺池に映る三輪山、
6.大物主神(おおものぬしのみこと)の伝説と箸墓(はしはか)古墳  
 箸墓古墳(倭述述日百襲姫命墓)姫は大物主神と結婚したが、本当の姿を見てはいけないといわれたが、蛇の姿を見てしまい、腰を下ろしたとき箸で突いて死んだという、古墳は昼は人が作り、夜は神が作ったという、「いにしへにありけむ人もわが如か三輪の桧原にかざし折りけむ」「古の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし」柿ノ本人麻呂・万葉集、玄賓ゲンピン谷、玄賓ゲンピ庵、はじめ桧原谷にあったが明治期移転、謡曲「三輪」舞台、この坂上ると狭井神社:疫病の神、拝殿、4月の祭は薬草添えられる、狭井の御神水、大美和の社展望台より天の香具山、畝傍山、耳成山、門前町の桜井市三輪の地が広がる展望、坂下ると久延彦神社、おだまさ杉、
7.大神(おおみわ)神社から古代の市場・海柘榴市(つばいち)へ  
 大神神社:大和一ノ宮:三輪明神、二の鳥居、参道、祓戸社、大鳥居、拝殿、巳の神杉、金屋の石仏:弥勒如来像・釈迦如来像・国重要文化財、海柘榴市:日本最初の市、海柘榴市跡、竹ノ内街道、 

○・『柳生の道 』52分 歴史ロマンの旅  
 剣豪の道と呼ばれるが、多数の石仏があることから振興の道であり、生活道であることが分かる。奈良市春日山の新薬師寺から柳生の里への道。東海自然歩道。
 1.萩が咲く天平の名刹 新薬師寺 
 春日山は伐採禁止で太古の原生林が残る。鶯の滝:昔水滴が氷を叩き鶯のようだったといわれる。コスモス。稲穂。新薬師寺、天平期古寺、萩、本堂:屋根裏なく天井見せる国宝、747年光明皇后建立、鐘楼、落雷多く立ち枯れる木多し、薬師如来像、十二神将、地蔵堂、十一面観世音菩薩、
2.石畳と石仏の滝坂道 
 新薬師寺から春日山へ伸びる道、能登川、石畳、滝坂道、寝仏:だ尾に地如来像、夕日観音、三体地蔵:弥勒菩薩像、朝日観音:弥勒菩薩像、首切り地蔵:荒木又衛門試し斬り伝、 
3.春日山石窟仏と地獄谷石窟 
春日山石窟仏(穴仏)、地獄谷石窟(聖人窟)、石切峠、峠の茶屋:鉄砲・槍・酒徳利、上誓多林集落、茶畑、五尺地蔵尊、 
4.忍辱山(にんにくせん)円成寺と平安朝の余韻 
 地蔵多数、北大和五山(鹿野苑、菩提山、忍辱山、大慈山、誓多林)、忍辱山円成寺、浄土式庭園、楼門、本堂:重要文化財、阿弥陀如来、多宝塔、大日如来像:若い運慶作伝、十一面観音像、扉絵、白山堂・春日堂:国宝、キキョウ、カエデ、
5.大柳生から阪原(かえりばさ)の集落へ 
白砂川、夜支布(ヤギュウ)山口神社、拝殿、太鼓踊り:雨乞いの名残→現在大柳生神社でのみ残る、立磐神社、大柳生の集落、阪原の集落、南明寺、十三重石塔、宝経印塔、阿弥陀如来坐像、おふじの井戸:柳生但馬守とおふじの出会いのとんち話、柳生と大柳生の分岐、阪原峠、疱瘡地蔵、
6.剣豪一族の夢の跡「柳生の里」  
 柳生の里、柳生宗矩、沢庵和尚、柳生陣屋跡、石垣再現、公園、八坂神社、旧柳生藩家老屋敷:小山田主鈴→のち山岡荘八購入→奈良市寄贈・一般公開、
7.沢庵和尚の芳徳禅寺  
 今川、もみじ橋、霊験坂、正木坂剣道場、ふくろ刀、柳生新陰流、芳徳禅寺:1638年建立、資料館、兵法書、柳生家墓所、まんねんけい、天乃石立神社、一刀石:伝柳生宗厳石舟斎が天狗を切ると巨岩が割れていたという、